墓場へと続くバレエ 未来はいかに。

なんもブログに書くネタがなくて。

いや、まぁ自分がやっていたバレエ団の発表会見に行ったりね。
写真無いしね。

ジゼルでした。

三大ロマンティックバレエの一つ。
「白鳥の湖」「ラ・シルフィード」、そして「ジゼル」

大人な演目で有名なジゼルだけど、私もやったことなかったんだよね。
華やかじゃないし、暗いから、人数多かった私の時代はやってなかったみたい。


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ヒロインが死装束で踊る唯一の作品。
誰も報われない悲恋物語。

くるみ割りやナポリ、ドン・キホーテが好きな私からすると
見ない作品選択をする「ジゼル」

でも今回見て、面白かった。
私も大人になったな。笑

明暗の美しさがこんなに面白いとは~。

第一幕は村でのお話。
踊りが好きだが身体が弱いジゼル。
貴族だが、身分を偽り彼女へ近づく、アルブレヒト。
心を通わせた二人であったが、
狩りの途中立ち寄ったアルブレヒトの婚約者・バチルダ姫が現れ
その関係を見破ったヒラリオンがアルブレヒトの身分を暴く。

ヒラリオンはずっとジゼルを想っていたし
アルブレヒトはもう言い訳がつかない。
そんな中、裏切られたジゼルは錯乱し、母の腕の中で死に至る。


第二幕は森のほとりの墓場。
結婚目前に死に至った女性たち森の精霊・ウィリたちが巣くう。
迷い込んだ男たちを死ぬまで踊らせる。
そんなウィリの仲間入りをするジゼル。
許しを乞いにやってきたヒラリオンはウィリの怨念により、
死ぬまで踊らされる。

これまたジゼルの墓にやってきたアルブレヒト。
彼の前に精霊ジゼルは現れる。
しかし、ウィリにつかまるアルブレヒト。
二人で許しを乞うものの、女王は聞き入れない。

しかし、夜が明け、朝日が森に差し込む。
そこで引いていくウィリたち。
アルブレヒトは死なずにすむ。
ジゼルは彼に別れをつげ、消えていく。


1、2幕ともかなり簡潔的な物語。
出てくる人数も少ないから、わかりやすいんだよね。
大人が初めてバレエ演目を見るならジゼルだって、聞いたことある。

アルブレヒトはジゼルを本当に愛していたかはわからないけど
それでも、ジゼルは愛していたわけで。
美しく儚いストーリー。

淡いブルーが美しい。


以前にも書いてるかもしれないけど
3~4歳からクラシックバレエを始めた私。
高3までやってました。
おおよそ15年。

中学受験の時、一回だけ発表会には出ず
ただ体を動かすって目的だけで1年通ってたけど
ほぼずっと踊ってきました。

まぁ、辞めたのは「ブラックスワン」の時に書いたから省くけど。


始めた頃から一緒の幼馴染三人は、いまだバレエを続けてます。
凄いよね。

同じ幼稚園で、お姉ちゃんがすでにそこでバレエを始めていた友人。
その子とはめっちゃ仲悪かったんだけど
(末っ子で気が強いのと、一人っ子でなよってた私との摩擦w)
なんだか一緒に通うことになった。

その子はいまだにやっているし
今は夢の国でダンサーになる夢をかなえました。
誇りに思う友人です。

「私が出続ける限りは見に来てね」

そういってくれる幼馴染。

30回目の発表会。

もう辞めて、8年。

驚くほどに人数は減っていて
プログラムでは先生方を抜かして、三番目に名前がある。
(もし・・やってたら・・・四番目に私がなるのか)

そんなプレッシャーに勝ち、舞台で輝く友人。

でも、やるの大変だと思う。

人数が減り、金額も多く負担してるだろうし
演目も大変だと思う。

昔は子供たちは最後のカーテンコールには出れなかった。
人数が大人たちだけで十分に多かったからね~

そんな時代を経て、習い事にお金をかけ、
連れて行ってくれる余裕のある親も少なくなったんでしょう。

大人も仕事の片手間で習える時間もないし、お金もない。
今の自分にできるとは思えません。

そりゃ減るよね。

ダンスが学校の履修に入れられたけど
バレエから習うって子は少なくなったかもしれない。


大先生が最後の全幕として選んだのが、「ジゼル」

三大ロマンティックバレエを制覇ってのもあるし
単にジゼルの演目をやりたかっただけかもしれないけどね。

それでも私が感慨深く思ってしまったのは
いつまでも踊っていたい思いと墓場まで共にする思い。

人生をバレエに捧げた大先生の思いは実に美しい。

もう全幕はやらないと言っていたけど
全幕行えるっていうのはすごいことだったんだね。
なにも考えずにやってたけどね。


くるみやドンキとかではなく、ジゼルで締めくくる。


私のバレエ団はかっこいい。


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