かぐや姫の物語

昨年の4月以降の映画の記事を書いていない!!笑

長らく映画館へ足を運んでなっかったのです。

映画好きの私としては驚きを隠せないのですが・・


あ、忘れてた。
7月22日に『風立ちぬ』観ていた!!
記事書いてない。たぶん泣きすぎて、あれだ、書け無かったんだ。笑


かつて1ヶ月に1本は映画館で観るって時期があったんです。(1年半くらい続いた)

それなのに、なかなか観に行かなかった

仕事し始めたってこともあるけれども、
面白い映画、そして映画館の大画面で観たい映画ってのが皆無だったんですよね~

もちろん、DVDやドラマや地上波での映画はバンバン観てました。

大画面でお金余分に払ってまで魅力的な映画がない・・・。死活問題だよ。


DVDが出るの早いってのも、まぁ問題かもしれないですけど・・・

私の場合、家で観てると、絶対なんかしながら観ちゃうんです。
ながらでも内容はいるし・・。


映画館に行くっていうのは、現実を忘れて観れる特異な場所だと思うんです。
だから、お金払うんだけど。
何もかも忘れて、映画だけに集中して。
スマホも切ってるし、隣の人の顔も気にならない。
むしろ、ポップコーンとかも食べずに、2時間をほんとに集中していられる場所。

ある意味、意識飛ばしちゃってる。笑


それにかけるほど、有意義な映画がないんだよね~。
多少なりとも私のジャンル隔たり疑惑もあるんだけど・・・

面白い洋画が少なくなったし、
邦画は面白いのが増えても、掛けてる金額が違うからドラマとの差別化が出来てない。

これからもっと、増えてくれるといいんだけど。

ブログでは、『マーガレットサッチャー』と『SPEC~天~』を書きましたが
勿論、映画館で観た物のみ。

DVDや地上波含めると、結構な数になるからめんどうや。



ってことで、1/11に観てきた『かぐや姫の物語』の話。

話題作かつ、ジブリ作品で、しかも久々の高畑勲監督と来たら
勿論映画館で観ないわけ無い。

と、公開から時間が経ったのですが、無事観てきました。


以下、ネタバレを含みます。
個人的な感想なので、嫌な方またこれから純粋に楽しみたい方は閲覧不可です。
久々の高畑監督。

平成ぽんぽこ・火垂るの墓が好きな私は、超期待していた。


世界最古のSF作品と謳われる『竹取物語』(作者不明)をベースに作り上げられたこの作品。

かぐや姫が大好きな私にとって、「高畑さん、最高っす(*´∀`*)」とおもっていた。


キャッチコピーは「姫の犯した罪と罰」。

誰もが
なぜ月から堕とされたのか?
なぜ月へ帰るのか?

原作には書かれていない、この不思議な部分を高畑監督ならではの想いで書いてくれるのでは・・
そう思っていたんです。



結果・・・『竹取物語』のまま。いや、これが『竹取物語』本文そのまま映像化です。


ちょっとがっくししてしまいました。

新しい見解は無いのです。
それがまぁ、古代ロマンへの尊敬そのものかもしれませんけど。
(たしかに湾曲されてんのもいやだ。。笑)


月の描写は一瞬。


話を一応知っている私にとって、なにやら寝る前の絵本状態。

捨丸兄ちゃん(高良健吾)がいい味出してくれるかと期待していたら・・・肩すかしww
いきなり空飛ぶし・・・・どうしたかと思ったよ。

ミュージカルでいきなり歌歌っちゃう感じ。そんな感じ。



仏の御石を持ってくるはずだった倉持皇子のストーリーは改変ナイスでした。
あれはかぐや姫も傾いちゃう。
しかし、ただのイケメンの口説き文句だったって話。
そこは面白かった。

なんか泣きたくなるんではないかと、ハンカチ必須でいきましたが。
ひとしずくもなかった。


唯一涙な場面といえば、親の愛でしょうか。
翁も媼もやはりかぐや姫が可愛い。
すれ違いの翁の愛も、深く包み込んでくれる媼の愛も、じ~んとくるものでした。


そして、久石譲さんの音楽。
やっぱ、最高の作曲者ですね。ため息が出るような音楽でした。
「天人の音楽」という最後の曲は特に最高でした。
雅楽のような音楽で、快楽の音楽。でも、それが最も残酷な音楽でした。

月世界の快楽のみを表現した、ほほえみのみの音楽。
ようつべにあると思うんで、是非聴いて下さい。
この曲の解釈に関してのみ、映画を観てよかったと思いました。

(うちのママさんは「平成ぽんぽこの曲かと思ったよ。」といってましたが。確かにww)


全編通して、美しく天真爛漫なかぐや姫でしたが、
なんとまぁ、わがまま娘な事か。

月世界の状態が全く分かりませんが、きっと地に堕とされた理由はそのわがままが理由なんでしょうかねぇ
そんな気がしてきた。
その辺はお察し下さい・・・って雰囲気で、でも察せないww


んで、私の解釈としては
「姫の犯した罪と罰」の罪と罰の内容についてですけど。

罪、それは自身のわがままのせいで、石作皇子が事故死したこと。
罰、それは自身の身勝手さに気付き、自然と調和して地球で生きたいと思うのが時すでに遅く、月へ帰りたいと願ってしまったこと。

罪も罰も結局は、身勝手だったって事??

自分が結婚したくないからって、無理難題な課題をだし、
結果、石作皇子がツバメの巣の子安貝(なわけない只の巣)に手を伸ばし、つるりと落ちて腰折って死んだ。
「まさかそんな人が死ぬなんて・・・」
そんな自分を責める。

んで、帝まで出てきちゃって、夜這いしに来ちゃう。
そこで、後ろから抱きつかれた際に拒否反応出て、月世界の力が開花。
「気持ち悪い!!(月へ)帰りたい!!」
そんな、心の声を聞いた月の住人達は、星流しにした姫を迎えに行く。
でも帰りたくない、翁と媼と暮らしたい。時すでに遅し・・・月へ帰る。


と、そんなわけだが・・・んーこれ「竹取物語」呼んでも、誰もが分かることで・・只の映像化。

現代っ子だから「拒否ればいいじゃん!」とわがままなかぐや姫をわがままとも思わないけど。
かつて、物語が作られた時代には、ありえない女の子なわけで。
男性社会の中、よくもまぁ男をここまで振り回せるほどの身勝手な女の子だったわけ。

そこがこの『竹取物語』の凄いことで、革命的なわけです。

しかし、原文にもある「なよ竹のかぐや姫」の名にふさわしい、煌めくほどの美貌の持ち主。
まさに天女に恋した地球人。

もっと、魔性の美貌をわかりやすく物語に組み込んでほしかったな・・。
(因みに、以前やっていたフジTVの「百物語」内のかぐや姫は最高に毒々しかった。りょうさんがやってたな)


原作あるモノを映像化するというのは、
原作を読んだ読者の頭の中にみなある、イメージをどれだけ映像化できるかということだと思います。

ハリーポッターなんかが一番凄いと思うのは、
誰もがみな1作目を読んだときに、すでにダニエルラドクリフのハリーが脳裏に居たということ。
だから大ヒットするわけです。


かぐや姫の蠱惑的なイメージをもっと映像化出来たんじゃ?とだから思ってしまう。


そのへん宮崎駿監督は得意で、
彼の頭の中のイメージは万人に共通である、のにもかかわらず、新しいサプライズもある。
だからこそ、支持されるんでしょうね。


ここだけの話、宮崎駿監督版の竹取物語がみたい・・・・・・。(´・ω・`)


今回の「かぐや姫の物語」はプレスコと筆絵みたいな映像技術の為だけの映画といっても過言では無いかも。
もちろん、それが凄いんだけどね!!

筆絵が滑らかに動いてるし、色ののせ方が絵巻みたいに壮麗。
四季の移り変わりが涙出るほど美しいんです。
「あぁ、日本ってこんなに美しいんだな~」って懐かしくなる。

その感情は、他の作品では感じれないかも。
ある意味、今は無き日本の面影・・・なのかも。


高畑監督の作る映画は、かなりヘビーな思惑が秘められているから惹かれるんだけど
今回は私がそのことに捕らわれすぎたのかも。

火垂るの墓は、ひと独りでは生きられないこと。
ぽんぽこは、生態系の崩れと環境問題。
山田君は・・・・・あれ??笑 かつての家族の生活??



色々、ぐちぐち書きためておきましたが・・・何とも言えない、作品でした。笑

んー、あれだ!!
映画を作りたい人のための指南映像・上級編・・・って感じ??笑

我ながらうまいこと言ったと思ってる。笑


最後のシーンだけ、疑問に残るけど……
あれは、それぞれの見方によって変わるのかもね。

私は羽衣でも消せない魅力が地球にはあって、喜怒哀楽生きとし生けるすべてのものが美しいそれが愛すべき地球だと高畑監督は示したいのではと。

その感情が、一度だけ振りかえるかぐや姫に隠されてるのでは?と思ってます。

でも、わからん。笑



ってか、登場人物がまた上手いことに声の中の人と似てる。
それは良いんだけどさ。
あの帝、反則技だと思うよwwww
あの顎www
いくら中村七之助だからって、あの顎はないでしょーよ!爆

出てきてから、出る度にずっと笑ってしまって。死にそうだった。
だって、シアターで迷惑かけたくないから、でも、笑っちゃう、死にそう、
以上のループです。

見てない人でも検索したら出てくるかもだが、見ることをおすすめしないくらいに笑える。(*_*;

あれは……あの帝には夜這いされたくないわぁ
かぐや姫さん、断って正解だと思うよ。笑


ほんと、帝つらいwww
そんなオチ。
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コメント

公開前だったか公開されてからだったか忘れちゃったけど、テレビでメイキング場面とかを特集してて、興味深く観たんだけど・・
あの監督はきっと凄すぎてもう興行成績とか一般受けするかどうかとか、そこらへんは超越しちゃってるの?とも思ったなー

影響を受けたカナダのアニメーターのおじいちゃん フレデリック・バックにどうしても見て欲しいとカナダまで行ったくだりがあったんだけど・・もしかしてそのために作った?と一瞬錯覚するほど(^O^)

癌の末期のおじいちゃんの体調を考慮して6分のダイジェスト版抱えて会いに行ったけど、おじいちゃん調子良くて結局全編見てくれて褒められてる監督 もうそれで完結した顔してた その8日後におじいちゃん亡くなったというすごい話らしいんだけどね

まりもんぬさんの映画を愛する気持ちが文章の勢いに現れてる~v-218

2014/01/27 (Mon) 16:11 | うにトラ #- | URL | 編集
うにトラさんへ

テレビのジブリ特集、私も見ました^^
正しく超越気味。ほんとそれです。

友人は大号泣だったそうなのですが・・・
なんだろぅ、難しい映画なんだと思います。
評価も二分してますし、「風立ちぬ」よりも評価や売り上げは悪いようですね・・・。

因みに、私は「風立ちぬ」大号泣でした。笑

フレデリック氏の話、私も見てました。
あれにはぐっときましたね。本編よりも・・・。
彼に捧ぐと考えると、かぐや姫の内容どうこうよりも、映像美にこだわった作品って感じなんでしょうね~


わたし、ほんと映画大好きですよ~
ママさんも好きで・・・その影響で2才から映画館で見てます。
もう、染みこんでますねww

2014/01/27 (Mon) 18:20 | まりもんぬ★ #- | URL | 編集

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